世帯年収1000万で貯金は○○円!?浪費家夫婦の実話とあの日に戻れたらやっておきたい貯蓄方法

節約・貯金

大学卒業後から現在に至るまでで、私の収入が一番高かったのは長女を出産するための産前休暇に入る直前の年でした。

30歳、年収約600万円。

同じ会社に勤めていた夫よりも私のほうが昇給が早かったのですが、それでも夫も当時500万程度の年収だったので、子どもが生まれる直前までの世帯年収は1000万円オーバーでした。

社会保険や税金で引かれても手取り所得は800万円ほどはあったはず。

今回はそんな私たち夫婦の、思い返すと悲しくなる貯金についてのお話です。

世帯年収1000万円当時の貯金額

夫婦合わせて世帯年収が1000万円あった30歳当時、貯金はなんと100万円程度しかありませんでした…。

貯蓄は収入の10%~15%程度が平均値と言われており、単身世帯の時間が長い20代は貯蓄割合を高くするできる貴重な時期です。

私たちが結婚したのは27歳だったので、二人世帯となり出産やマイホーム獲得に向けて計画的に貯蓄ができる期間は少なくとも3年はありました。

2人の収入から最低ラインの10%だけでも貯蓄していたら300万円はあったはずで、結婚前の期間も含めたら余裕で500万円オーバーしていて良いはず…

今思い返してもなんでそうなった!?と20代のバカな自分たちをどつきたい(涙)

世間の平均貯蓄額

ちなみに全国の貯蓄平均額ってどれくらいなんだろう…?

と気になる方は以下を確認してみてください。

◆2人以上世帯の金融資産保有額(令和元年調査結果)

世帯主の年齢別 平均(万円)
20歳代 220
30歳代 640
40歳代 880
50歳代 1,574
60歳代 2,203
70歳以上 1,978

引用:令和元年 家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査]

ちなみに、転職・求人サイトdoda(デューダ)によると20代の平均年収は345万円とのことなので、世帯年収で見れば倍以上だった私たちは少なく見積もっても500万円程度の貯金はあってよかったはずなのです。

5分の1って!どういうこと??

貯蓄できない理由

とにかく支出が多かった…これにつきます。

当たり前のことですが、収入に比例して支出も多ければ貯金は増えません。

駐車場には結構な台数の外国車が停まっているような当時勢いのあったIT企業で、会社の同僚も経済的に余裕があったこともあり、私たちは結婚前からお金を使って遊びに行く機会が多いほうでした。

今が楽しければOK♪という刹那的な考え方をするのが浪費家の典型で、目的のために貯金しようという発想がありません。

使用用途を決めず、貯金しておいたほうがいいかなぁ程度の気持ちで貯めたお金はすぐに使ってしまうのも浪費家の悪い癖。

私たちはいつでも「お金はこれから稼げばいいや」という安直な発想で、好きなように欲しいものを買っていたし、たいして貯金もないのに結婚前に400万円以上の大型ワンボックスをローンで購入したり、22時までの残業なんてザラな毎日に疲弊して食事はほぼ外食で、日々の生活にも節約の概念などありません。

それでも収が多く、住宅ローンがある今よりもずっと楽な家計であってしかるべきはずだったのに、なぜかいつもお金がなかった。

その一番の原因となったのはギャンブル、パチスロです。

当時はパチスロ全盛期時代と言われ、射幸性の高い=リスクの大きい機種が山ほどありました。

北斗の拳、吉宗、番長、主役は銭形、ミリオンゴッド…同世代のギャンブル好きなら知らない人はいない名機に例外なくハマリ、1日で5万円を突っ込むなんて当たり前。

週末と言えば朝から張り切って二人でパチンコ屋に並び、勝てば豪勢な焼肉、負けたらコンビニ弁当。でも勝って残ったお金は次のパチスロ軍資金となるので結局残らない。

負けが続けば1ヶ月で●十万円のマイナスとなることも平気でありました。

反省すべき点は山ほどありますが、借金しなかったのはせめてもの救いです。

そんなクズ生活だったにも関わらず、思い返しても当時は楽しかったなぁなんて未だに夫婦で話しますし、ギャンブルも経済を回す業界の一つと考えているので、私はギャンブルを全否定しているわけではありません。

ただ、趣味でやるなら収入と支出のバランスを崩さないことはとても大切です。

例えギャンブルにハマっているわけではないとしても、計画的に貯蓄するためには支出を収入が超えてしまってはいけません。

そのためにもまずは毎月の収入と支出を確認し、収入のうちの一部は日々の生活費から切り分けて貯蓄する癖は、できるだけ若いうちからつけておくべきです。

有り金全部使ってしまう、20代の我々夫婦のようなことを続けていては必ず破滅します。

浪費家にもできる貯蓄方法

浪費家さんはお金があると使ってしまうので、貯蓄するなら簡単には手が届かない場所に置いてしまうのが安全でしょう。

もし、私があの頃に戻れるのであればこの2つの方法で確実にそして着々と資産形成をしたのになぁと、できなかった自分を憎らしく思います。

1.財形貯蓄制度
2.積立インデックス投資

財形貯蓄制度

財形貯蓄制度とは、提携している金融機関の財形口座に給与天引きで貯蓄していく企業の福利厚生制度のひとつです。

サラリーマンしか使えませんが、財形貯蓄制度をそもそもやっていない企業もあるので制度があるかどうかはお勤め先に確認してください。

財形貯蓄制度は貯蓄の目的別に「一般財形」「住宅財形」「年金財形」の3種類があり、住宅資金のための「住宅財形」と老後資金としての「年金財形」は550万円までは利子が非課税になります。

ですが、私からお勧めするのは「一般財形」一択。

まずは現金で貯蓄することの目的をはっきりさせましょう。

・いざという時の支出に備えたい
・来年家族旅行がしたい
・○年後に車が欲しい

支出のタイミングが計れないか、近い未来のために使うことを目的にすることが多いハズです。

浪費家にとって大切なのは「簡単に引き出せないこと」

その点で、引き出すには会社に申請するか銀行窓口で手続きをしなければならない財形貯蓄は引き出すのにハードルが上がりますし、且つ、短い貯蓄期間または予測できないタイミングで引き出す場合でも元本が割れることはないという点で秀でています。

利子が非課税なんて、そもそもそれなりの利子がつかなければメリットになりません。

しかも住宅や老後資金の目的以外のためにお金が必要になった場合は、引き出す時に課税徴収されてしまいます。

今の低金利時代で住宅や老後のためという目的がはっきりしている貯蓄なら、もっとメリットの高い貯蓄方法があるので、財形制度でわざわざ選択する必要はないでしょう。

会社に財形貯蓄制度がない場合には、生活費口座とは別に貯蓄用口座を作り毎月決まった金額を入れてキャッシュカードを持ち歩かないなど工夫をしてみると良いかもしれませんね。

ちなみに、パチスロ狂だったころの私たちは数カ月に一度は財形手帳を小脇に抱え、銀行窓口に行ってまで引き出していました…(財形手帳と身分証明書さえあれば銀行窓口で下ろせた)

あの頃に戻れるのなら財形手帳を義実家に置いてくるとか、引き出しを阻止する強硬手段を取るのになぁ。

積立インデックス投資

もし20代のうちからお金の勉強をしていたら、今の生活はもっと楽になっていたはずと後悔することは山のようにありますが、積立投資を始めなかったことを一番後悔しています。

積立投資は時間を味方につけた勝率の高い貯蓄方法です。

ちゃんと勉強して学生のうちから始めておけば今頃…なんてしょーもない妄想をしたりもします。

ちなみに、貯蓄目的が10年以上先にあるのであれば、貯蓄方法は積立投資を選択しても許容できるリスクの範囲に収まってきます。

時間を味方につける積立投資の強さは以下の記事が参考になります。

ただ、万が一の場合に備えた生活余剰資金や近い将来に利用計画がある場合は、積立投資の「長期投資」というメリットを十分に活かせない可能性があるので、それらには積立投資は向きません。

自分の資金全体で現金と資産運用で貯蓄するバランスがうまく取れると良いですね。

バランスのとり方が分からない場合は以下のような考え方も参考にしてみてください。

① 収入の10~30%程度で毎月の貯蓄額を決める
② いつまでに○○円貯めたいなどの目標から現金で貯蓄すべき額を決める
(※ただし、生活費×6か月分が貯まるまでは現金貯蓄優先)
③ 残った額を積立投資で貯蓄する

貯蓄はできるだけ早く習慣化する

お金が手元にあれば使ってしまうという浪費癖は一度定着するとなかなか治りません。

お金にルーズな人ほど、浪費癖がつく前に絶対に手を付けてはいけないお金を作る=毎月決まった額を必ず貯蓄する癖をつけましょう。

財形貯蓄や積立投資は申込さえしておけば給与天引きや口座振替で自動に行われるので、手元に残ったお金でのやりくりを習慣化すれば収入を超える支出になってしまうことはありません。

時間が自由になる20代~独身時代、あるいは子どもが生まれる前の共働き時代は、一番貯蓄効率が上がる貴重な時間です。

私たち夫婦のように無駄にしてしまわないよう皆さんは賢く貯蓄してくださいね。

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