人生100年時代を生きぬく!第1回:最初に取り組むべき資産形成

iDeCo/NISA

平均寿命がどんどん伸びることに反して進む少子化。

人生100年時代と言われるようになったのに、公的年金をはじめとした社会保障制度に対する不安感は強くなるばかりです。

そんな長~い老後を心穏やかに迎え豊かな生活が続けられるように、今からできるお金のコトを「人生100年時代を生きぬく!」シリーズとして、これからお伝えしていきたいと思います。

早速ですが第1回は老後に向けて最初に取り組むべき資産形成について。

これは人的資産(労働力)も自由な時間も一番豊富にあった20代、言ってしまえば新入社員の頃に、私が教えてほしかったと思う内容です。

今すぐ始めよう!積立投資信託

人生100年時代を生き抜くために最初にやるべき資産形成…それはズバリ積立投資信託です。

ポイントは以下の3つ。

  • できるだけ若いうちから
  • 全世界株式ファンドの積立を始めて
  • 何があっても絶対にやめない

投資初心者にもお勧めの積立投資は、老後に備える資金作りにおいてもやはり優秀。

でも始めるにあたって何に気を付ければいいの?

というポイントが上記の3つです。

先日、世界で数々の活躍実績がある証券アナリストの講義を受けさせていただいたのですが、まさにこの3つのポイントについてお話されていて、改めて確信を得ました。

私も新入社員の頃からコツコツと始めていればよかったなぁ…と何も知らなかった過去を改めて後悔したので、若い世代の皆さんが私と同じ後悔をしないように、記事にまとめることにしました。

早く始める=長期投資

資産運用はできるだけ早く、若いうちに始めるほど有利です。

なぜって、若いうちなら資産に何かが起こってしまっても取り返せるから。

若ければ運用の期間が長くなるのはもちろんですが、若いうちは労働力・稼ぐ力があり、その期間がその後も長いから、現時点の金融資産が低くてもこれから増やしていくことができます。

一方、年齢を重ねてくると、それまでの稼ぎで金融資産は増えていますが、その後、稼ぐ力と期間が下がっていくので金融資産に反比例して人的資産は減っていきます。

こうなると金融資産にハプニングが起きたときに取り返すことは難しくなってきます。

上図の左側へ行くほどリスクが取れ、右側へ行くほどリスクが取れなくなります。

資産運用、投資信託はリスクを伴いますので、少なくとも水色枠内のうちに始めなければなりません。

水色枠内から始めている人でも、(時期は個人の事情により異なりますが)加齢と共に運用資金を債券や預金へ移していくなど、少しずつリスクを減らしていく必要があります。

つまり、できるだけ上図の左側のうちにスタートをして、リスクのある投資信託を持つ期間を長くすることが、その後の「時間分散」にも生きてくる大事な第一ステップということです。

全世界株式ファンドを選ぶ=資産分散

「分散投資」ということばを聞いたことがありますか?

投資商品には株式、債券、不動産、といった資産にそれぞれ日本国内、海外の銘柄があり、海外には先進国と新興国にそれぞれ限定した商品もあります。

多くの銘柄から値動きの異なる資産を複数選んで、組み合わせて持つことが分散投資ということですが、投資信託においてもこの分散は大切なポイントです。

ただ今回は、もし最初に投資信託を始めるにあたり、ひとつ商品を選ぶなら、という前提での話。

その場合は、「地域の分散」=複数の国や地域、通貨を組み合わせて投資できる「全世界株式」が一番の候補になります。

リスクが取れる早い時期に始める、という前提もあるので債券ではなく株式です。

ちなみに、地域の分散だけでなく、株式、債券、不動産(リート)をバランスよく組み合わせたバランス型ファンドと言われる投資信託も沢山売り出されていますが、後々の資産配分の見直しがしづらかったり、手数料(信託報酬)が高くなるので、個人的にはあまりお勧めしません。

バランス型ファンドは私自身もひとつも持っていません。

全世界株式ファンドも色々売り出されていますが、選ぶなら手数料が安いものから選びましょう。

必然的にアクティブファンドではなくインデックスファンドになるはずです。

長期保有するのであれば、インデックスファンドの方が優位になる可能性が高いので商品選択時の参考にしてください。


何があっても絶対にやめない=時間分散

世界経済には定期的な金融危機が訪れると言われています。

今年2020年はその可能性が高いなんて一部で取りざたされていますね。

金融市場は誰にも予測できないので分かりませんが、もし、2008年のリーマンショックのような危機が訪れたとしても積立投資は絶対にやめない!これがすごく大切です。

積立投資の強みである「ドルコスト平均法」

これは市場価格に変動があっても、変わらず続けることで結果的に成果が出るものなので市場が下がったからといって決して辞めてはならないのです。

金融庁のホームページでドルコスト平均法の解説がされています。

出典:金融庁ウェブサイト(https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/knowledge/basic/index.html

 

始めたときより投資信託の価額(価格)が下がっていても利益が出る。

これがドルコスト平均法の強みです。

以前、人事部で確定拠出年金制度の担当をしていた頃、リーマンショックの影響で資産評価額が半分ほどになってしまったことにあせり、慌てて投資商品から元本確保型の預金に移した、という社員の話を聞きました。

本当に残念な話です。

その当時、社員に対してちゃんと投資教育ができていれば、こんな愚行…損益を確定し二度と取り戻せなくなるような自虐行為を止められたのに…と大変がっかりしました。

積立投資は時間分散を味方につけた手法です。

市場の価格に一喜一憂して安易に資産を動かしては元も子もありません。

とにかく辞めない、動かさない、ことが大事です。

ただし、長期運用後、お金を使う時期が迫ってきたら市場の影響を受けにくい資産に移していく配分の見直しも必要になるので、あくまでも始めて暫く経過するまでは。という観点でのお話です。

 

いかがでしたでしょうか。

老後に備えるために一番最初に取り組むことは、銀行に預けるお金を増やすことではありません。

  1. できるだけ早く
  2. 全世界株式ファンドの積立を始めて
  3. 何があっても絶対やめない

そんな長期積立投資信託をすることを考えてみてくださいね。

 

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