資産運用と資産形成は違う!浪費家が始めるのはまず資産運用!

資産形成

「資産運用」と「資産形成」ということば、皆さんは使い分けていますか?

ことばの違いを考えてみたことはあるでしょうか。

どちらも「資産を増やす」という点では同じような気がしますが、実はちょっと違いますよね。

今回はその違いと、浪費家が始めるべきなのは資産運用だよ、ということを私の失敗談を交えながら解説してみます。

資産運用と資産形成の違い

それぞれのことばをすごーく簡単に言うとこんな感じ↓でしょうか。

「資産運用」 今あるお金を増やすこと。例えば100万円を120万円にすること。
「資産形成」 お金がない状態からお金を作っていくこと。0円から100万円にすること。

簡単に言いかえてみると違いがはっきりしますね。

順番で考えると、①資産形成である程度お金が作れたところで②資産運用ですよね。

社会人になったばかりの新入社員がいきなり資産運用とはいきません。

だって多くの新入社員は運用する「資産」がそもそもないですから。

お給料から少しずつ積み立ててみたり、あるいは副業なんかして収入を増やしたりして、少しずつ資産の増加を目指すわけです。

もう一つ大きな違いは「資産運用」は必ずリスクを伴いますが、資産を作り上げていく方法には貯蓄も含まれますので、「資産形成」にはリスクがないこともあり得ます

給与や副業で得た収入を全て貯蓄で積み立て、将来に備えることも資産形成と言えますが、

このマイナス金利時代にそれじゃダメなのよ

ドルコスト平均法である程度リスクは抑制できるよ

だから資産形成の方法のひとつとして運用商品も取り入れましょうよ

というのが今の世の流れなので、資産運用と資産形成はとても近い言葉に捉えられるんじゃないかなと感じます。

替えられたスローガン「貯蓄から資産形成へ」

老後2000万円問題で揺れた金融庁が掲げているスローガンです。

実は少し前まで「貯蓄から投資へ」だったんです。

約17年、この「貯蓄から投資へ」を掲げたにも関わらず、日本人に”投資”という概念はちっとも浸透しなかったんですよね。だから「資産形成」に替えたと。

まぁ浸透しなかったのは当然と言えば当然な気がします。

だって、日本ではお金のこと、金融のこと、教えてくれないじゃないですか。

投資はギャンブルだ。株なんて辞めとけ。

そんな親世代のことばのほうがよっぽど大きく聞こえてくるようじゃ、貯金大好き日本人が投資へ切り替えていくなんてこと、するはずもありません。

ただ、くしくも”老後2000万円”という、普段「投資」に触れていない人も関心を持ったキーワードのおかげもあり、「貯蓄から資産形成へ」はこれから少しずつ日本人の意識に根付いていくのではないかと個人的には期待しています。

「資産形成」には日本人が大好きな貯金・預金も含まれますしね。「投資」という言葉には含まれないけど。

だから、「投資」になんとなく拒否感がある人も、貯蓄を含めた資産形成であれば、どうやって2000万円を用意しようか、貯蓄以外の方法?iDecoやNISAってよく聞くけどなんだろう?…なーんて、自然と投資、つまりは資産運用に足を踏み入れていくんじゃないかなー。

貯蓄のうちの一部でも、投資に回す日本人が増えてくれたら、金融庁としてはスローガン通り!やったね!というわけです。

いきなり資産運用に手を出して失敗!実録

私もですね、ほんの5,6年前までは金融リテラシーの欠片もありませんでした。

特にギャンブルにはまっていた10年以上前は貯蓄すらまともにできていなかったわけですから。

銀行口座の残高が心もとなくなってくると、財形貯蓄から軍資金を下ろしてしまう始末。

このままじゃマズいなと、さすがに自分でも思うわけですよ。

でも財形貯蓄は通帳と印鑑を持っていけば銀行窓口で引き出せてしまうタイプだったので、これじゃ貯められないと感じた私は、自分の意志では簡単に引き出せないものにお金を預けようと考えました。

それが他人任せの資産運用でした。

たまたまいいタイミングでやってきた知り合いの証券マンから、すごく実績の出ている投資商品だからと勧められ、BRICsファンドに150万円、暫くして追加で南アフリカランドのファンドに100万円、合計250万円をポンと買ってしまったのです。

買った理由は

証券マン=投資のプロ(と思っていた)が良いと勧めるから。

この1年程前に、BRICsで元本が2倍になったよ!と友人が話していたから。

この2つですよ。目論見書や運用報告なんて一切目を通していません。

その1年後くらいだったかな…リーマンショックです。見事に元本の半分以下ですよ。

目も当てられないとはこのことです。

資産形成も自力でろくにできないのに、資産運用に手を出すんじゃないよーという例ですよ。

浪費家は資産形成から始めてみましょう

もちろん、ちゃんと目論見書や運用報告書を確認して自分で判断できる人なら、いきなり資産運用から入っても良いと思うんです。

ただね、浪費家っていうのはお金に関するポジティブな情報に捉えられがち。

ネガティブな情報は目に入らない。

だから私のように、表面上の利回りの数字や証券マンの売り言葉を鵜呑みにして、リスクのことなんてちゃんと考えずに運用を始めちゃったりするんです。

そんな私の経験から、「浪費家は資産形成から始めましょう」と行きつくわけです。

貯蓄でも良いですが…使っちゃいますから、おススメはやはりiDecoやNISAですね。

浪費していたお金から割り当てて、少しずつ増やしながら運用に慣れていく。

今やネット証券がかなり普及していますから、iDecoやNISAの積立金はWEBで毎日でもチェックできます。

貯蓄と違って、増えたり減ったり数字が変動するのが段々面白く感じるようになりますし、どういう理屈で増えていくのか、どんなときに減るのかの感覚も身についていくはずです。

お金とともに、自分の運用の感覚や知識も育てていきましょう。

そうしたらまとまったお金の運用も自分で考えられるようになってくるはずです。

失敗のその後

ちなみに、私が買った250万円のファンドはリーマンショック後数年経っても、購入当時の価格には遠く及ばないままでした。

それでもその250万円は余剰資金だったので半分投げやりな気持ちでずーっとほったらかしにしていたのです。

その後、毎月の配当金は再投資せずに証券口座で貯蓄していたので、長い期間払われ続けた配当金のおかげで合計資産が257万円になったところで売却しました。

よってトータル損益はちょいプラスで終われています。

保有期間中に証券会社の担当も何度か変わっていたのですが、売却時の担当者に

「この商品持ち続けていたのあなただけですよ。辛抱強く持ってて正解でしたね。」

と言われました。

投資は長期で行うことでリスク軽減があること、長期運用するためにも余剰資金で行うことが重要であるという例ですね。

まぁとっとと売却して当時の株式に投資していたらもっと増えていた気もしないでもないですが…

その頃の私では失敗してそうですし、初めての投資で大きな損益を出さずに済んだので心に大きな傷を作ることもなく、今も資産運用できているわけで、結果オーライだったのでしょう。

 

 

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